Ｂ－ｌｏｇの一番星

ボウケンジャー／Last Task「果て無き冒険魂」　[戦隊] [編集]

ボウケンジャーもあっという間に最終回！というわけで久々に感想を。

とにかく長くてアツイです。ご注意ください(笑)

前回は真墨不在、チーフ生死不明で
ネオパラレルエンジンを封じられ、変身もロボ戦も不能に。
絶望的な状況で、残る４人は光明の兆しを見つけます。

菜月は真墨と出会い話すことで、自分の思い出が宝物だということを再認識。
蒼太は幻のゲッコウや風のシズカと話すことで、信じあえる仲間が宝物だということに気づく。
高丘は母と話すことで、冒険することが宝物だということを再認識。
さくら姐は謎の少女を安心させるために笑顔になることで、自分の笑顔が宝物だということに気づく。

これらはいずれもTask36, Task3, Task20, Task5が伏線となっており、
うまくまとめたなあと。

そして自分の得た宝が闇だったため、仲間を傷つけたことに絶望する真墨。
彼も菜月から「真墨は真墨」と言われ、見事に復活します。
ここでもTask36で真墨が菜月に「菜月は菜月」と言ったのが伏線となってます。

そんでもってゴードムの脳髄を襲う敵・デスペラードに対して
真墨はデュアルクラッシャーをぶっ放します。
アクセルテクターはおろか、変身すらしてないのに倒れただけというのがすごい。

で、真墨に他の４人が力を貸して、
デュアルクラッシャー２連発でデスペラード撃破！
つーか５人が反動で吹っ飛ばされ壁にぶつかるのですが、

壁にヒビ入ってますけど（笑）

コンクリートより強い生身の人間っていったい･･･と思いきや、
この最終回でその謎も明らかになりますです(笑)

しかしデスペラードは巨大化！
そのとき封印されたはずのダイボイジャーが、そして明石が！
というところまでが前回のあらすじです。

･･･ってなげーよ＞前回のあらすじ書いたオレ
ライオン丸Ｇの前回のあらすじ級に長いです。

そんでもって明石は爆発で生死不明かと思いきや、
どうやらズバーンが助けたようです。
あと、ダイボイジャーもエンジンからプレシャスを取っ払ったので、
ガジャに食べられる恐れがなくなったという。

ここで真墨の「明石はいつも美味しいところばかり持っていくぜ」
ってセリフに激しく同意。

そんなわけで真墨の「アタック！」の掛け声とともに最終決戦が始まります。
菜月曰く「チーフみたい」とのことですが、
菜月ってホンマに視聴者代表というか一般人の視点というか。
主役回は後半で少なくなりましたが、キャラはちゃんと立っていたと思います。

で、ダイボイジャーはデスペラードに苦戦しながらも、
ズバーンとの連携でデスペラードを倒します。

しかしガジャはゴードムの心臓を食べてガジャドムに変貌！
明石たちはようやく変身してガジャドムに立ち向かいます。

ガジャドムが強敵なのでボウケンジャーは苦戦するも、
真墨の電撃作戦で何とかガジャドムを追い詰めます。

そのガジャドムが巨大化！
さしものボイジャーダイボウケンもかないません。
アルティメットダイボウケンに乗り換えて戦いますが、
ここでも苦戦。

しかし、ボウケンジャーの冒険しようとする意気込みが
アルティメットダイボウケンの力に変わり、
ガジャドムに大ダメージを与えます。

プレシャスのないアルティメットダイボウケンがなぜ？と
思いきや、ここで衝撃の事実が判明！

実はボウケンジャー自身がプレシャスになっていたという。

冒険しようとする心が高まったためとのことですが･･･
もうやられたって感じです。

どうりで前回壁に打たれても平気だったわけですね(笑)

コンクリートにはヒビが入ったのに、真墨たちの骨には
ヒビすら入らなかったのは、真墨たちがあの時点で
プレシャスになっていたからだという。

明石は劇場版で「最強のプレシャス」だということが判明しており、
残る５人も苦難を越えてプレシャス化したので、なるほどなあ、と。

アルティメットダイボウケンはガジャドムに反撃をくらってしまいます。
ここでガジャドム曰く「力を求めて冒険すると破滅を招く･･･」とか
言ってました。かなり一理ありな言葉です。

しかし明石はその言葉を否定。
リュウオーンという冒険の裏を見てきた明石だからこそ
説得力あると思いますです。

ゴーゴービークル全一斉攻撃でガジャドムに勝利！
分離してラスボスを倒すのって珍しい展開です。
最終回で新撮の特撮シーンが見れるとは思いませんでした。

ガジャは何とか生き延びましたが、再び眠りにつきます･･･

こうしてボウケンジャー最大のミッションは完了。
そして半年後･･･

サイレンビルダーで消火活動を行う高丘。
このシーンで高丘節爆発なのがうれしいです。
「おっと･･･これ以上は秘密だ。」とか。

そんでもって何気にサージェスレスキューの仕事を
楽しむあたり、何気に適応能力高いなあと。

そんでもって真墨から「戻って来い」との連絡が。
どうやら

明石が宇宙へプレシャス探しに行くらしい

とのことで。たぶん明石ってボウケン野郎なので、
ボウケンジャーという一つのところに留まっていられるような
人じゃないなと思っていたので、納得です。

そんでもって、チーフは明石から真墨の手に。
真墨も明石不在で不安にはなるものの、相変わらずの強気発言。
そして明石もそれに応えるかのごとく強気発言。
この二人の掛け合い、ボウケンジャーらしくていいですね。

しかし･･･

へーぜんとしているさくら姐さん

おかしい。どう考えてもおかしい。
明石が宇宙に行ってさくら姐さんが冷静でいられるわけがない。
何だこの脚本。

責任者出て来い(笑)

そんでもって明石はゴーゴーボイジャーで宇宙へ飛び立ちました。
･･･ってゴーゴーボイジャーは海や陸だけでなく宇宙へも行けるとは。
まさに万能ですね。

で、明石を見送る一同･･･と思いきや、

さくら姐さんの正体は牧野先生だった

うわーまたもやられたって感じです。

「一見牧野先生ってわからないけど、よく見ればなるほどなあ」と
思わせる、こういった難しい演技は末永さんの十八番。
いやはや末永さんグッジョブです！

で、肝心のさくら姐さんは･･･

なんと明石を追ってボイジャーに同乗！！！

何この超絶萌え(笑)
Task26の「王子様を自分で捕まえます」宣言を見事に実行しました！
恐るべしさくら姐さん。

俺はもう真っ白に萌え尽きたぜ(爆)

でもよく考えると、地球に残るとやんちゃ坊主の真墨の下で
働かなければならず、中間管理職へ逆戻りなので、
チーフの下に来たのはかなり正解だったかと。

さくら姐さん結構腹黒(笑)

というわけで責任者出て来いとか書いてしまって

脚本の会川さんごめんなさい(笑)

そんでもってネガティブの皆さんはというと･･･

リュウオーンの遺志を継いだ生き残りのジャリュウと、
風のシズカがプレシャス「孫悟空の如意棒」をめぐって
争っています。最終回のオープニングにジャリュウが
いたのはそういうことだったんですね。納得。

ネガティブの皆さん、結構生存率高いです。
ガジャも生きているし、ジャリュウもいるし、
ダークシャドウも弱小ながら生き残っているし。
クエスターは滅びましたが高丘母というアシュがいるし。

そんな中、真墨、蒼太、菜月の新生ボウケンジャーが登場。
高丘の協力もあって、プレシャスを確保します。
で、やたら「チーフチーフ」といじられる真墨･･･

中間管理職の悲哀が漂っています(笑)

苦労人キャラ、シリーズ当初はさくら姐さんが担ってましたが、
いつの間にか真墨のほうに移っちゃったんですね。

さくら姐さんやっぱり腹黒(笑)

あ、忘れてました。謎の少女の正体は･･･

やはりミスターボイスでした。

でも少女なのにミスターってのはこれいかに？
「かわゆい少女ボス」ということで何気に機動刑事ジバン入ってます。
カブトでヒロインが行方不明になるのと同様、ジバン流行っているのでしょうか？

そんなわけで物語は幕を閉じます。

もう最高の、いやプレシャス級の最終回でした！
ボウケンジャープレシャス化とか、
さくら姐さんに化けた牧野先生とか、
あっと驚く展開がてんこ盛りでした。
でも設定的に破綻はしていないところがすばらしい。

てなわけで、スタッフ・キャストの皆さんお疲れ様でした。